来店レビュー:京都市内のワインバー・バー・ワインショップなど

京都市内にあるワインバーやバー、ワインショップで購入するなど、これまでに飲んだワインの備忘録。気持ちよく酔って撮るのを忘れてしまい、写真はあったりなかったりします。

葡萄酒堂 ワインドウ

この前ちょこっとだけだけど、初めて来店した路地奥にあるワインバー。

店内はレストランぽくて、堅苦しさのようなものは全くありません。

イタリアンワインがメインで、泡をグラスで、3種類の飲み比べなど、価格を抑え気味で提供されていますよ。

そして、なんと「和食と合わせる」というのだから、いわゆるワインバーというイメージとは違うあたりを楽しんでみてください。

affinage アフィナージュ

9周年を迎えられたということで、賑やかしに行ってきましたよ。

ワインバーでありながら、おつまみがおいしいので、いつも楽しみにしています。

生の林檎で作るシャーベット状のフルーツカクテルは、女性に人気。

九時五時

知人が「おもしろい店を見つけて通っている」というので連れていってもらいました。

コンセプトが「ワインとビールと焼き菓子、ちょっとアテの店」とのことですが、アルコール推しということはなく、業態としては(内装からしても)カフェっぽい。

聞けば、「開業から1ヶ月ほどで、何とか落ち着いてきたところ」みたいで、さらには、メルマガでもたびたび紹介している西富家コロッケさんで長らく働いていらしたそうです。

それにしてもすごいのが、ハムやソーセージ、パテなどのシャルキュトリーは自家製で、キッシュも焼けば、パン・ド・カンパーニュだって毎日こちらで焼いている。

オイルサーディンも手作りのように感じたし、マッシュポテトもおいしかったな~

焼き菓子は、タルトやパウンドケーキなどが常時5種類ほど、クッキーやマドレーヌなども5種類くらい。

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九時五時 @kujigoji_kyoto 先日オープンしたばかりのお店です 河原町から六条通り、 栄町の角に可愛いお店が。 店名は 九時五時。 名前も洒落てる😊 カウンターの奥に落ち着く四人席 注文したのは季節のパスタ。 ○菜の花とイトヨリ🐟のパスタ 爽やかな味わい。 ○海老芋のオムレツ 海老芋の和の味わいがぎゅっと詰まって美味しい。 ○鯛のカルパッチョはザクロと合わせて。ほのかな甘酸っぱさが鯛に合う。 ○デザートは小さな林檎のタルトの ホールを四人でシェアしました😊 リーズナブルでびっくり。 coffeeにはたっぷりミルクがついてます😊 場所 京都市下京区栄町514 美味しい楽しい時間ありがとうございました❤️ 皆さん今日も良い一日を(*´˘`*) #lunch #kyoto #kyotolunch #六条通 #kyotocafe #京都 #九時五時

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屋号からも分かるように、営業は午後5時までだけど、仕込みに相当な時間がかかるんだと思います。

言い忘れていましたが、店主さんは女性です。

京都市下京区六条通富小路南西角
(地下鉄・五条駅から10分くらい、京阪・清水五条駅からだと15分くらいかな)

SAVVY2020年3月号「京都さんぽ」

目次ページの背景画像に続け、巻頭特集として「九時五時ができるまで」という記事になっています。

日本のワインとおかず たすく

前を歩いていたら、お客さんが出てこられて、「今なら座れる」と知人が言うので。

2席だけあると思ったら、空いたら連絡するという予約が入っているとのことでした。

でもせっかくだからと、到着までの間だけという約束で座らせてもらう。

女性の店主さんによる手作りのつきだしが目当てというお客さんが多いですね。

今回は4種盛り、小鉢の構成で、そこに添えられていた小さなパンがおいしかった。

ワインは国産のみ、赤白ロゼ、微発泡・発泡があります。

ぶどう酒パブ ピノ太郎

これまでに何度か取り上げているのですが、この時期になるとなぜか行く機会が訪れます。

「花見小路通四条を北へ1筋目を東に入って」と、場所としては分かりやすいのに、古いビルの軒下を潜って、その先の通路というのがまた怪し気で、さらに一番奥にある。

屋号からもワインバーかなという想像はつくものの、お客さんのお目当ては中華料理だったりします。

前菜の定番に雲白肉があるように、ベースは四川料理。だから全体的にピリッと辛い。

水餃子にはラー油で風味と辛みを、日替わりでは辛い鶏唐揚げや焼き飯なども。

麻婆豆腐に至っては辛旨というのか、ガツン+コクのある味付けになっているので、人気の一品だと思います。

フランス食堂 Ekaki エカキ

「どこかで待ってるから」とのメッセージが入っているのに気づいて返信したら、「Ekakiさんに来て」とのこと。

到着後、何かほしいなと言ったのを店員さんが聞いておられて「桃と生ハムなんかどうですか?」と。

果肉の食感と口に広がる甘さ、生ハムの塩気、その間を取り持つヨーグルトソースがたまらない。

よく冷えた白ワイン、微発泡のスパークリングワインにも合うような気がします。

KUMANO WINE HOUSE くまのワインハウス

すぐ近くに住んでいる知人が常連(長居こそしないが頻繁に利用しているらしい)で、「絶対に好きなはずだから、タイミングが合う時に一緒にぜひ」と、前々から誘ってもらっていました。

業態としてはワインバーということになると思うのですが、種類は少ないながらもフードが目当てで来店するお客さんがいるという。

フランスとイタリアの赤白、ロゼ、微発泡、スパークリングをボトルとグラスで提供されていて、値付けとしては妥当みたいだけど、自然派ワインなので、やや高めに感じるかもしれません。

また、若めで酸味が強いものから、10年超くらいまでのものが豊富に揃っています。

それからフード類。メニューにはビストロで定番の品々が並び、この時はキャロット・ラペから始めて、ともに自家製の田舎風パテと茹でた豚モモ肉のハムにはフレンチマスタードが添えられています。

熟成させた頃合いのチーズ(単品または盛り合わせ)もあり、パンは吉田パン工房さんのカンパーニュと、抜かりなし。

ご主人の人柄とも相まって、ワイン好きなら近所にあれば通ってしまうだろうなと思いましたし、そういえば、赤白の葡萄ジュースもあって、白はさっぱりした口当たりで、食事の邪魔にならないはず。

京都市左京区丸太町通東大路西入ル北側
(京阪・神宮丸太町駅から15分くらい、京大熊野寮の向かい、リンデンバームさんの西隣にあります)

ワイン食堂 Old School オールドスクール

お店自慢のソーセージも、噛むと肉汁が飛び散ることもあれば、刻んだ香草を混ぜ込んでスパイシーに仕上げてあることも。

今までには、山椒入りの和テイストに挑戦したこともあるんだとか。

肉料理にはまだ続きがあって、牛タンの煮込み、豚肉のローストやスペアリブ、ラム肉をタタキ風ステーキに、それからハンバーグにもしたり。

※定番ではないので、メニューは入れ替わります

以上のように、どちらかといえばレストラン寄りですし、ワインバーといっても堅苦しい印象はありません。

〆のパスタまであるので、遅飯処としてもいいですし、女性ひとりで来店されているのも見かけます。

飲み足りない時に、また、ひとりで行くところに迷ったら、思い出してください。

立呑みワイン&グリル 京都ダイナー

五条駅から仕事先へと歩いていたら、京都ダイナーさんの系列店「Bistro 京都ダイナーII Deux」を発見。

京都市下京区烏丸通松原下ル東側、烏丸KT第二ビル1階
(地下鉄・五条駅から5分かかりません)

ワインラクダ

看板はあるんですが、見つけづらい。それなのに、入ってみたら寿司詰め状態の時がある。

こちらは女性の店主さんによるワインバーで、以前は、先斗町13番路地でla cara ラ・カラを経営されていました。

現在も引き続き自然派ワインを扱っておられて、グラスでも提供。わりと一人で来店するお客さんが多い印象があります。

食堂おがわさんのある路地といえば、そこにはたどり着けても、

とにかく場所が分かりづらく、あっぱれやさんの看板を目印に、建物の東側にある古びた急な階段を探してください。

京都市下京区下京区西木屋町通四条下ル、2筋目の路地内の南側2階
(高瀬川の於石橋を渡り、串揚げコテツさんの斜め向かいあたりにあります)

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Nighttime in Kyoto 🌖🌿⛩🏮🎎

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オスピス・ド・ボーヌ コルトン キュべ シャルロット デュメイ 2011

四条烏丸ラクエさんの地下にあるヴィノスやまざき京都店さんで、友人が勧められるままに買ってきた「オスピス・ド・ボーヌ コルトン キュべ シャルロット デュメイ 2011」

食事会の時に飲んでみたら、若いながらも先を期待させる力強さに、ワインセラーで熟成させようと追加で購入した分を、久しぶりに飲んでみようということになりました。

ブルゴーニュワインの赤と言えば、ピノ・ノワール種ですからエレガントな印象のワインが多いのですが、これについては、酸味が立ち、“若々しい”といった表現がぴったり。

今の時点では、抜栓から時間が経っても、まだまだといった感じがしましたから、まだしばらく寝かせる必要がありますね。

これが確か、6,000円だったはずですから、お買い得だったのではないでしょうか。

熟成4年では若すぎるものの、まだ残りがありますので、この先を楽しみに、ワインセラーでじっくりと寝かせて、花開く日を待ちたいと思っています。

京都新阪急ホテル バー リードのワイン飲み放題プラン

期間限定「チーズとワイン飲み放題プラン」へ行った時の感想です。

ホテルでの会食が早く終わったので、打ち上げで利用したのですが、ワインは赤白、スパークリングワインも用意されており、提供される銘柄は決まっているようでした。

おすすめですよ!ってほどではないかなと思いつつ、書き残しておきますね。

ホテルの地下にあるバーで、雰囲気もそれなりに重厚な感じですから、それとホテルですからサービスが良くて、この点で評価できる部分があると思います。

2,980円(税込)3種類のチーズとクラッカーが付きます。

アンドレ・クルエ・ブリュット・ロゼのシャンパン

ANDRE CLOUET(アンドレ・クルエ)はシャンパーニュ地方で生産され、品種は ピノ・ノワール100%のシャンパンで、ブリュットですから辛口です。

ロゼの分類ではありながら、グラスに注いでみると、薄い赤ワインといった感じなのですが、シャンパンの上品な印象を、いい意味で裏切っていて、個性的もしくは野趣的とも表現されるような味わいと香りでしたね。

確か、スウェーデン王室の公式行事でも振る舞われたはずで、ロゼのシャンパンそのものが希少ですが、わりと手に入りやすく、その色味から強い印象が残っている1本なのです。

このシャンパンなのですが、友人宅での娘ちゃんの誕生日会(と言っても1歳ですから、これは名目で大人の食事会(笑)だったのですが)に持っていったもの。

ちなみに、エチケットが女性っぽく見えたので、娘ちゃんの健康と成長を祈って、そして、この日を無事に迎えた友人夫婦への気持ちもあって選びました。

五味薬味

これ、Instagramで人気のハッシュタグになっているんですね。

趣味は旅行と食べ歩きという友人夫妻がいて、その2人の間に双子ちゃんが生まれて以来、外出が難しくなったので、今はホームパーティを頻繁に開くようになりました。

食べるのが好きなら、作るのも上手い。

どうやら、これは友人夫妻には当てはまっているようで、参加する度に、その手腕に驚くわけです。

そこで出してくれた「五味薬味」が、よく冷えた白ワインと合う。

特別なにか工夫があるというものじゃないけれど、それに前菜というほどの存在感はなくても、あればあったで、初めて食べた人が美味しいと、作り方を尋ねるなんてことが、これまで何度あったことか。

レシピってほどでもないですが、書いておきますね。

白ネギ、大葉、みょうが、カイワレ、生姜を細かく刻む
(灰汁が強いようなら、水にさらしてください)

プロが選んだ、おすすめボルドーワイン100

これは、ボルドーワイン委員会が発表するもので、プロが選んだおすすめの100本(価格帯は1,000~4,000円程度)を紹介し、大半は日本でも販売されているようです。

試しに何本か注文してみました。

その際、リストを順に見てみたところ、銘柄選びにクセのようなものはないし、全体的におとなしい感じもしますから、お気に入りを探すというよりも、家で飲むなら、どれでも当たり外れがないように思います。

(3,000円台には、十分においしいものがある)

初心者向けというわけでもないと思いますが、選ぶのにいつも苦労する、何か基準が欲しいという場合なら、このリストは役立つはずです。

奥野田ヴィンテージ・ブリュット2002

最近だと、これですね。

友人宅で飲んだのですが、いわゆる甲州ワインで、旧奥野田地区という場所で作られているそうです。

味わいに若干のクセを感じるものの、飲むうちに気にならなくなりました。

自宅のワインセラー用にも購入済み。

affinage アフィナージュ

オープンは2011年だったはず。落ち着いた店内(カウンター8席)と、程々の距離感を保った接客に、女性のお客さんが多い印象がありますね。また、祇園という場所柄もあって高そうなイメージですが、実はそれほどでもなくて、雰囲気や内容からして納得できると思います。

京都市東山区花見小路通新門前上ル東側、花見会館汀館1階
(白川のすぐ南側にある大きなビルです)
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ワインバー空き箱はなれ

ワイン屋さんのアンテナショップですから、取り扱っている銘柄も多くて、シャンパンを含めてグラスでも提供。グラスワインとおつまみのセットが用意されているなど、祇園という場所にあっても気取ることなく、お値段も手頃というのもいいところ。

京都市東山区縄手通新橋の突き当たり、スペース新橋4階
(1階に系列のwinehouse PICASSOさんがあります)
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ワインとチーズと世界のお料理 ashuckurk アシュクルク

女性の店主さんによる出町柳のワインバー。穴場とか隠れ家っぽいと言われるのですが、ワインの試飲会やライブなど、イベントがわりと頻繁に行われていることもあって、出町柳界隈ではよく知られたお店です。

京都市左京区田中関田町37-3
(川端今出川から東へ1筋目を南へすぐ、京阪・出町柳駅から10分くらい)
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BAR 醸造庭

醸造酒専門ということで、日本酒のほかにワイン、ビールも提供されていて、それを除けば、雰囲気やサービスはバーそのもの。日本酒は純米系を中心に30種類くらいあるでしょうか、“無濾過”や“生原酒”といった、地酒の中でもしっかりした味わいのものが揃えられています。

京都市下京区木屋町通仏光寺上ル東側2階
(四条河原町から10分くらい)
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glou glou グルグル

一見ではお店とは思えず、通り過ぎてしまうお客さんもいると聞いていて、初めて行った際に、なるほどなと納得しました。よく見れば、空のワインボトルが並んでいるし、小さな看板もあるのだけれど、住宅のような外観の京町屋だから、見落としても無理はない。

京都市中京区壬生檜町22番1
(阪急・西院駅から徒歩10分くらい、ライフさんや蘭桂坊さんの東側あたりにあります)
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仔鹿 こじか

「家で飲むワイン」をコンセプトに、「手頃な価格で、おいしい」ワインをセレクトして販売。※但し、お店で飲むことはできません。銘柄そのものは多数あるというわけではありませんが、1本ずつ手書きの総評が付けてあって、これを読むだけでもおもしろいですし、もちろん、相談にも乗ってもらえます。

京都市左京区新麸屋町通仁王門下ル、西側の細い路地を入った奥
(地下鉄・三条京阪もしくは京阪・三条駅から10分くらい)
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komorebino natural wine bar コモレビーノ ナチュラル ワイン バー

自然派と呼ばれるビオワインを扱う、7席のカウンターと8人掛けのテーブルがL字に配置されているワインバー。屋号に付いているナチュラルワインとは、使われるブドウの品種から、酸味や渋み、香り、微発泡など、様々な特長があり、それがおもしろさとも言われています。

京都市東山区花見小路通四条上ル、1筋目の南西角、花見会館1階
(京阪・祇園四条駅から10分かからず)
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自然派ワインとデザート Lilou リル

ビオワイン、ナチュラルワインとも呼ばれる自然派ワインを専門に扱う、女性の店主さんによるワインバー。満腹になるような料理はないけれど、パテやキッシュ、煮込みなどは自家製で、チーズの熟成度やドライフルーツも揃えられていて、女性のお客さんが多いのはカフェっぽい雰囲気と、こちらも自家製のタルトなどが用意されているから。

京都市中京区先斗町四条上ル東側、先斗町ウエノビル2階奥
(京阪・祇園四条駅から10分くらい、17番路地の斜め向かいあたりにあります)
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ぶどう酒パブ ピノ太郎

知らないと入りづらいような、実に怪しげな場所にある上に、扉がまた、開けるのに躊躇しそうな感じなのですが、店内は改装済みで明るいです。スタイルとしてはワインバーなので、おつまみ程度ではあるものの、本格的な中華の一品が出てくるとあって、常連のお客さんを増やしている様子。

京都市東山区花見小路通四条上ル、1筋目を東へ入ったところの北側、建物の軒下を入って一番奥
(京阪・祇園四条駅から10分くらい)
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チーズとワインとヴェルモット rokka ロッカ

チーズは、フレッシュからウォッシュ、ハード、青カビ・白カビと、多種多様なタイプが30種類以上も用意されており、好みを伝えると、アレンジして出してくれます。ワインはグラスても提供されていますし、それほど難しく考えずに気軽に出向いてみてください。

京都市中京区二条通高倉西入ル南側、IMOS Bldg.1階
(地下鉄・丸太町駅から10分くらい)
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日本のワインとおかず たすく

京都市内で国産を扱う数少ないワインバーだけあって、週末ともなると常に満席という状態ながら、狭い店内は入れ替わり立ち替わりの大賑わい。女性の店主さんですから、女性おひとりでの来店もよく見かけます。

京都市中京区富小路通四条上ル東側、四富会館1階
(地下鉄・四条もしくは烏丸、河原町駅から10分くらい、建物を入ってすぐ右側にあります)
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ヴィノスやまざき 京都店

ワインショップにテイスティングカウンターが併設されていて、スパークリングを含めて10種類以上、それに熟成チーズも提供されています。イベントが頻繁にあるほか、試飲してからボトルで購入する場合は割引あり。

京都市下京区四条烏丸北西角、ラクエ四条烏丸地下1階
(四条駅・烏丸駅22または24番出入口から)
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